育児&幼児教育サポーターのUmiです😊
前回の記事でご紹介した「Terrible Twos(魔の2歳児)」と上手に付き合うコツ、覚えていますか?
キーワードは 「選択肢を与えること」 でした。
「着替える?(Yes or No)」ではなく、
「青いシャツと赤いシャツ、どっちがいい?」という A or Bの2択 に変えることで、2歳児の“自分で決めたい!”気持ちを満たしてあげられる、というお話でした。
とはいえ……
「実際、どんな場面で、どんなふうに言えばいいの?」
「毎日バタバタで、工夫する余裕がない〜!」というママ・パパの声も聞こえてきそう。
そこで今回は、イヤイヤ期のリアルな日常で使える!具体的な“選択肢のアイデア”を10個ご紹介します。
♦︎【実践編】選択肢が活きる!イヤイヤ期のリアルな10シーン
① お着替えしたくない朝に
✅「青のシャツと、動物さんのシャツ、どっちにする?」
→ 着る・着ないではなく、“どっちの服を着るか”を選ばせる!
② 歯磨きを拒否!でも時間がない
✅「ママが磨く?パパが磨く?」
→ 行動そのものではなく、“誰がやるか”を選ぶことで納得感◎
③ 靴を履かずに玄関で座り込み…
✅「赤いくつ?黄色のくつ?」
→ 見た目にインパクトがある“色”は、2歳児の好奇心を引き出しやすい♪
④ 朝の準備が全然進まないとき
✅「ズボンから履く?シャツが先がいい?」
→ 順番を決めさせるだけでも、“自分で決めた感”が生まれる。
⑤ ごはん前にグズグズ…
✅「しまじろうのお皿と、くまさんのお皿、どっちにする?」
→ 食事そのものを選ばせなくても、“食べる環境”を選ばせることで気分転換に!
⑥ トイレに誘っても「いかなーい!」
✅「今行く?それとも、このお話が終わったら行く?」
→ 「行かない」は避けて、『いつ行くか』を選ばせよう。
⑦ 出かける前にお気に入りグッズを選ばせる
✅「電車のおもちゃと絵本、どっち持っていく?」
→ 1つだけ選ばせるルールを作ることで、荷物も気持ちも軽やかに♪
⑧ お昼寝イヤ!でも疲れてるとき
✅「ふわふわ毛布と、くまさん毛布、どっちにする?」
→ 寝る・寝ないの勝負に持ち込まず、環境の選択肢でアプローチ。
⑨ 絵本を読んでほしいけどグズグズしているとき
✅「うさぎの絵本?それとも、バスの絵本?」
→ 子どもが大好きな“選ぶ”行為で、自然と切り替え。
⑩ 寝かしつけで一波乱…
✅「パパに読んでもらう?ママに読んでもらう?」
→ 読む人を選ぶだけでも、子どもの心がふっとほぐれることも。
♦︎「選ぶことでごきげんになる」って、すごい
2歳児って、大人が思っている以上に“自分で決める”ことに喜びを感じます。
だから、Yes/NoじゃなくA or Bの選択肢を与えてあげることで、
✔ 感情の爆発が減る
✔ 自信や満足感が育つ
✔ 生活の中に「自分で決めた」という実感が増える
…そんな嬉しい変化が少しずつ起こってきます。
♦︎「どうせイヤって言うし…」と思ったら、選択肢を!
イヤイヤ期は、思うようにいかなくてイライラすることもありますよね。
でも、「NO」と言いたいのはワガママじゃなくて、
「自分で決めたい!」という成長の一部。
だからこそ、「やる・やらない」で戦うんじゃなくて、
「どっちにする?」と選ばせるという関わり方が、
親も子も笑顔になれる近道なんです。
次回予告♪
次回は、子どもの「タイプ別」に応じた選択肢の工夫や、
「選ばせすぎて混乱する」場合の対処法についてもお届け予定です。
楽しみにしていてくださいね🌷
今日もみんなが笑顔で過ごせて
穏やかに熟睡できますように🩵
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